2012年 11月 06日
++永遠の0 zero++
ある日のニュースで・・・・・
戦争を通して“家族の絆”を描いた百田尚樹『永遠の0』(2009年7月発売/講談社)が、
10/15付“本”ランキング文庫部門で週間4014部を売り上げ、累計売上が100.4万部と100万部を突破。今年5/14付で有川浩『阪急電車』(10年8月発売/幻冬舎)が獲得して以来、文庫部門13作目の100万部突破となった。
・・・・・この本、ずっと買ったままで気になりながらも
あっちにやられ
こっちにやられ
文庫で手に入れた時点で帯には「週刊文春 R-40 本屋さん大賞文庫部門」「2009年最高に面白い本大賞」と書かれており、その文章にそそられて買ったのです。
それと作家の百田尚樹さんの作品「風の中のマリア」が素晴らしかったのできっとこの「永遠のゼロ」も素晴らしいのだろうという感じもありました。
でも、
でも、
でも、
購入してから2年以上、読まれることはなかったのです。
きっと題材が戦争ものっていうのも原因だったと思います。
冒頭のニュースを見るまでは?????
そのうちね!でした。
そんなにロングヒットということは相当面白いのだろうと
やっと
やっと
ページを捲りました。
最初はちょっとキツかったのですが
挫折しそうになると
いやいや、それだけの人を感動させたものがきっとあるはずとがんばりました。
だんだん、2年前まで毎夏、靖国神社に連れて行ってくれた友達のお父さんのことが主人公と重なってきました。
そして、この小説の素晴らしさはエンディングに入ってきたときの展開です。
思わず、「うそ!」と声が出ましたもの。
これがロングヒットのキーなのです。
まだ、お読みになっていない方はぜひ!
by iwma501
| 2012-11-06 19:07
| BOOK