2012年 09月 21日
++完全紹介制 八雲茶寮++

9月19日水曜日
去年の8月からお世話になっている方と食事会でした。
800、900ある書類を丁寧に掘り起こし
ワタシを見つけ出した人です。
そう、鍵穴を見つけたのです。
最初の起用は感で
鍵を差し込んでみたら
かちゃっと合致した!
これはこの一年を通じて互いに共感した満足感だといえると思います。
ワタシにいろんな可能性を気づかせ、行動させた人!
感謝ですよね。
お誘いいただいたレストランは都立大学駅から15分程度離れた場所にある八雲茶寮です。
完全紹介制・・・・・です。
お初な場所だし、期待できる臭いがしたので
おしゃれしてタクシーで伺いました。
約束の10分前に到着、店の前にはギャルソン姿の方が立っています。
予約の旨を伝えるとペンライトで石段を示され、大きな暖簾をさっと上げてくださると
その先にオーナーのペンライトが光っていました。
このおもてなしでワクワク度はマックスに。
期待できます!
外装はかつての大富豪のお屋敷を思わせ、内装はジャパニーズモダンな装いです。
侘び寂びの世界が和モダンに表現されていました。
完璧です。
すきっとしたカマドエリアは蜷川、いや、野田秀樹、いや違うと唸るなんとも舞台装置を見ているようです。照明の使い方もすてきで憎い演出ですね。
長テーブルの先に大きなまな板が置かれ、料理の手順が目の前で見られる
いわば、シェフズテーブルのような特等席にご案内いただきました。
次から次に登場するお料理はまさに素材のダンスです。
お月見をテーマに山の幸、海の幸が登場。
その量はお上品ですが、なんでしょう????会話を邪魔しない量というか・・・・
それでも思わず会話が留まってしまうのです。
ワタシの場合は鯛の切り身が入った汁碗の時でした。
無口にならざる終えない出汁の旨さ!野菜のシャキシャキ感が堪りません。
デザートもその場で餡をまとめ、お月見を見せてくださいました。
月を見上げる秋の虫、いえ、人は黒ごま一粒。
満月に照らされる丘のグラディエーションまで見事に表現してくださいます。
ブラボーです。
お酒もワインをグラスでお料理に合わせて出していただきましたが
お料理によってこの日本酒でとサービスしてくださいました。これはお誘いいただいた方のお陰ですね。
京都にも神戸にも大阪にもない、THE TOKYOの空間がそこにありました。
あっぱれ!
そして、ラッキー!です。今シーズン2度目の松茸をガブリといただきましたよ。
撮影禁止だったので
そのシンプルが美しい料理の数々をご覧いただけないのが残念です。
画像は住みたくなるモダンなトイレの扉です。
撮影禁止のはずなのに画像がある食べログです。
by iwma501
| 2012-09-21 22:58
| FOOD